今年度も4月から新人職員研修のご依頼を多数いただいております。
今日は障がい福祉(放課後等ディサービス)事業部、介護福祉(特養、ディ)事業部の新卒採用者10名に7時間の研修でした。
リアル集合に対して、私はリモート講師となりますが、だいぶ講義の作り方や進め方のノウハウは蓄積されているので、より充実したものになってきたと思います。
研修の内容は、様々な場面で課題を乗り越えるための対人援助者としての実践を意識したトレーニングメニューです。
これは、3カ月の研修期間が過ぎて配属されるタイミングや、その後のフォローを含めたサポートにより、新卒新入職員が自分のなりたい姿に近づけるように構成しています。
例えば、配属早々に「学んだことと現場の解離」とか「自信喪失」などを招かないように、「自分と向き合う」ことから始め、「合理的信念」「課題分析」「コミュニケーションの援助的態度」など、受講者のもつ課題に即して内容やレベル感を調整しながら「チームづくりや貢献」も体感してもらいます。
これまで、弊社が関わった新卒新入職員の三年未満の中途退職は結婚による退職と、事業所の新規立ち上げに関わる退職を除いてはゼロを誇っており、これは専門職の育成において、その環境と心理的フォロー体制の重要性を示唆するものだと考えています。
本日研修したそれぞれの受講者から「自分が現場に求められていること、貢献できること、学ばないといけないことがハッキリしたので、非常に良い学びになった。」「これまで消極的な自分でしたが、そんな自分だから出来ること、チャレンジすることがわかったので嬉しかった。」などの感想がありました。
今後はメンタルヘルスの支援とオンラインセミナーによるフォローアップを通じて並走していく予定なので楽しみです。