老健でのチームケア促進を実現
これまでリハ職が「必要」と判断し提案する生活リハビリなどのメニューが介護・看護職では「そこまでは無理です」と言われたり、タイムスケジュールを中心に利用者の生活が当てはめられるなどの従来型からの脱却をしたいとの相談。
相談で明らかになった課題
☑共通した事業目標が抽象的で目標達成が不明確
☑現場改革が出来ない(意識変容が必要)
☑現場スタッフが社会的な変化を認識できていない
☑嫌なら辞めるというスタンスで職場定着しない
教育内容
各課からリーダーと担当者を抽出し、研修後に部署に持ち帰り議論。
その結果を次回までに報告し、アドバイスを得る形で進行
 
研修内容
課題(宿題)
①各課の業務内容の理解と課題抽出(今後の介護保険事業の動きの理解)
「今後の社会的な変化を部署内で報告し、それぞれに『伝える』伝え方、反応を報告。
②ビジョンの構築と共有
資料を基に課だけではなく、全体で『どのようなニーズに対して、どのようなサービスを提供するか、価値を含めてチームで検討する。(会議の仕方やファシリテーターとしての役割理解)
③問題と課題の整理
業務改善のイメージをPDCRAシートに作成して提出
④業務改善の計画づくり
全体の意見を調整し、実現可能な計画を策定。
研修参加者の声
  • これまで、利用者が増えると「大変だ」と言っていた職員が、状況を踏まえた前向きな意見に変わった。
  • 意欲的ではないスタッフの意見が小さくなり、プロジェクトの宿題で「なぜ反対か」を述べることができ、その不安なども丁寧にコンサルタントが拾いながら改善案をまとめてもらえたので、「業務改善プロジェクト」に繋がった。
  • 意見を言うと仕事が増えると思っていたが、仕事を最適化するためのものであると思った。こういう経験が出来たことは自分なりにも良かったと思う。

 

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